品質保証|難削材・ステンレスの切削加工 株式会社タカヤマ

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タカヤマの品質を支える
検査機器・検査体制

タカヤマでは三次元測定機画像寸法測定器蛍光X線分析機二次元寸法測定器表面粗さ測定機など最新の検査設備を使用した寸法や材質検査を行い、お客様に安心と信頼をお届けできるよう品質保証を徹底しております。

厳しい精度を求められる製品もISO9001に準拠した管理と検査を実施しておりますので、安心してご使用下さい。

各工程における品質保証体制

  • 1. 材料受入

    受け入れ検査を実施し、ミルシートとの紐付けを徹底しておりますので、トレサビリティーシステムを確立しています。

  • 2. 材料保管

    専用保管棚にて材質ごとに保管しています。
    目視では判別しにくい材質については、保管場所を離すなど異材混入防止に努めています。

  • 3. 製品加工

    ご指定頂いた通りの材料にて加工致します各種加工作業の際には、製品ごとにミルシート、チェックシート、加工指示書、図面等の書類を加工品に付随させており、加工の都度内容の確認を徹底しております。

  • 4. 出荷検査

    厳しい目と高い知識を兼ね備えた体制でISO9001に準拠した管理と検査を実施しています。また、必要があれば検査成績表も提出可能です。

最新の検査機器

・三郷工場検査室

タカヤマ三郷工場では、三次元測定器、画像寸法測定機をはじめ、材質判定が出来る蛍光X線分析計や面相度の測定が可能なサーフテストなど多彩な検査機器を準備して、お客様の厳しい品質要求にお応えいたします。

  • ハンディプローブ三次元測定器 XM-1200(キーエンス)

    従来の測定器では測定出来ないような複雑な立体形状もμ単位で測定可能です。測定ポイントを指示する機能がございますので、安定した測定が出来ます。また、定盤が稼働するため大きな試験片の測定も可能です。

  • 画像寸法測定器 IM-6120(メーカー:キーエンス)

    画像寸法測定器 IM-6120(メーカー:キーエンス)

    μ単位の測定が可能。一回の測定で、複数検体、複数個所の測定が可能です。測定の個人差もありませんので、安定した検査が可能です。

  • 材料分析装置 SEA 1200VX (メーカー:SII)

    材料分析装置 SEA 1200VX (メーカー:SII)

    蛍光X線分析による材料分析装置を社内に導入。自社内での材料分析が可能ですので、外部機関に依頼した場合と比べ、圧倒的にスピーディーに材料の鋼種判別が可能です。

  • 2次元高速寸法測定器 TM-3000(キーエンス)

    複数ポイントの外径、段差、角度などの測定項目を瞬時に最大16箇所まで同時測定可能です。
    位置補正機能を搭載しているため、対象物を測定ポイントに置くだけで計測出来、測定にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。

  • ハンドヘルド蛍光X線分析計 VANTA(オリンパス)

    JISはもちろんANSIなど各国の規格がプリセットされており、手軽且つスピーディーに鋼種判定が可能です。
    含有率も表示されますので、万が一の異材混入も見逃しません。

  • サーフテスト(表面粗さ測定機) SJ-411(メーカー:ミツトヨ)

    サーフテスト(表面粗さ測定機) SJ-411(メーカー:ミツトヨ)

    高精度・高機能解析の小形表面粗さ測定機です。各種JISやISO,ANSIなど様々な規格に対応しています。また、専用の試験ピース調整ユニットもございますので、最適で安定した検査が可能です。

  • 測定顕微鏡 MFシリーズ(メーカー:ミツトヨ)

    デジタルカウンタ(2軸・3軸)の最少表示量は1μm/0.5μm/0.1μmの切り替えができ、接触測定ができないような柔らかい被検物や測定プローブで接触できないほどの小さな穴径も測定可能です。

  • 実体顕微鏡(ディスプレイ付) STZ-171-TLED (島津理化)

    三眼実体顕微鏡にLED証明を搭載しており、7.5倍~50倍まで拡大出来ます。
    ディスプレイ付ですので、大画面で微細な箇所も確認しやすく、また拡大写真も撮影可能です。

・本社検査室

タカヤマでは、三郷工場だけでなく本社にも検査室がございます。三郷工場同様に三次元測定器や画像寸法測定機など最新の検査機器に加え、純水超音波洗浄が可能な洗浄ラインもございますので、品質管理の行き届いたクリーンな製品をお届けいたします。

本社検査室レイアウト図

カメラマークや設備をクリックすると詳細をご覧いただけます

材料分析

タカヤマは、ハステロイ、インコネル、モリブデン、ステンレスなどの切削加工に強みを持っておりますが、残念ながらそれらの材質は目視ではほとんど見分けがつかず、万が一、材料を取り違えてしまった場合、重大な問題に発展してしまいます。
そこで、タカヤマでは、蛍光X線分析機を使った材料分析(鋼種判定)を導入しております。ターンテーブルが付いている据え置きタイプはもちろんのこと、加工現場や材料搬入時に使用可能なハンディータイプのX線分析機を保有していますので、量産品の測定から、持ち運びが困難な製品や材料も測定が可能です。JIS規格はもちろん、ANSI等の海外規格も対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

  • 01 蛍光X線(材料分析機)

    • 高速分析(高感度)測定
    • サンプルチェンジャー搭載(最大1度に12個まで測定可能)
    • 高計数率検出器搭載
  • 蛍光X線(材料分析機)

1台でRoHS/ELV対応のスクリーニングから高度な分析までをカバーできる蛍光X線分析装置です。高感度・高分解能、さらに高計数率を実現した蛍光X線検出器「Vortex®」を搭載しています。これにより飛躍的な感度の向上を実現。
また、精度管理型ソフトとの併用で、測定時間を最大1/30に短縮できます。

  • 02 ハンディー蛍光X線(材料分析計)

    • プリセットされた鋼種は鋼種名でダイレクト判定
    • ハンディータイプのため使用箇所を選ばない
    • 優れた分析性能
    • JIS規格、一部海外規格対応
  • 蛍光X線(材料分析機)

VANTAは、低電子ノイズの設計により、高精度な測定結果を取得することができます。高いX線カウントレートにより高分解能を実現し、測定スピード、LOD(検出限界)、再現性を向上させています。
VANTAは、安定した再現性を誇るため毎回同等の測定結果を得ることができます。

社内改善活動

  • 最適な工具の選定

    最適な工具の選定

    加工形状に合わせ適切な工具を選択することで、硬い金属を能率良く加工することが可能となります。 積極的に試削し、評価及び情報共有をしています。

  • 工程集約のミーティング

    工程集約のミーティング

    複合加工機を活用した工程集約により、コスト低減・納期短縮・生産高上昇が可能となります。月に1度、ミーティングを実施しています。

  • 適切な検査方法の勉強会

    適切な検査方法の勉強会

    毎月品質会議を実施し、不良の傾向を分析、集計し、不良0を目指して日々改善 活動を行っております。

  • TV会議

    TV会議

    TV会議をすることで、コストと時間を削減。活発な情報共有が可能になり、職場の活性化、迅速な意思決定が行えます。毎月、本社と工場、海外拠点で実施しています。

ISO9001認証取得

お客様の「信頼」と「満足」を得る為に
「安心」「安全」な品質を維持して製品を提供する

  1. ISO規格に適合した品質マネジメントシステムを維持継続する
  2. 品質方針は全社員に周知徹底して実行・維持する
  3. 品質方針、品質目標は定期的なマネジメントレビューを行い評価と改善を行う
  4. 市場のニーズに対応できる品質向上をはかり顧客満足度向上に努める

登録日:2013年2月22日
登録証番号:JQA-QMA14754
事業所:本社及び三郷工場